2022年度事業報告
障害者自立応援センターYAH!DOみやざき
第7期事業報告
令和4年8月1日~令和5年7月31日
1 事業の成果
第7期については、コロナ感染がヤッドみやざきにも広がり、利用者やヘルパーが多く罹り、対応に追われることが多くなりました。今ではコロナと共存していく生活になっていきましたが、忘年会やバーベキュー、利用者ミーティングの食事会など、皆で集まることも増えて、少しずつ元の生活に戻していきたいと思います。
その中で、せいりゅう支援学校との『ようこそ先輩』特別授業を行いました。残念なことに全てオンラインとなってしまい、オンラインではなかなか伝わりにくいこともありますが、4回続けることができて、障害を持つ若い仲間とつながることができ、私たちもとても嬉しく、今期にもつなげていくことができています。
また、5月よりバリアフリーホテル調査を始めました。宮崎市内21カ所あるホテルのバリアフリールームに宿泊して部屋やトイレの便座の高さ、ドアの幅等の調査、写真などを撮り、まとめてホームページにアップしようと思っています。県外から宮崎市に来られる人たちのために少しでも情報になればと思っています。
7月には今後の災害に備えて、避難訓練体験を行いました。17時より実際に、停電になったことを想定して電気を消し、カップラーメンや避難食などの食事をし、事務所に泊まり、実際災害が起こったときに何が必要なのか、どこが足りなかったかなど皆で話し合いをしました。実際体験してみてわかる事も多く、今後も避難訓練体験を続けていきたいと思っています。
また、パキスタンの女性障害者支援のために、JAICAの海外支援の研修に、山之内、森、新坂が参加しました。将来の海外支援に携わることができると考えています。
これからも宮崎、海外問わず、障害者が住みやすい社会になるようにはもちろん、私たち一人一人が悔いのない人生を送れるように、足元を見直していきたいと思っています。
2 会員
(1)正 委 員 当応援センターの運営に関わり、総会においての議決権を有します。
27名(資料末尾に名簿掲載)
(2)賛助会員 センターの活動・事業等に賛同して、金銭的に支援します。
個人会員:7口 団体会員:52口
3 役員
No | 役名 | 氏名 | 住所 | 備考 |
1 | 理事長 | イワキリ フミヨ
岩 切 文 代 |
宮崎市下北方町塚原5833番地4
ルーエ平和台101号室 |
役員報酬なし |
2 | 副理事長 | ヤマノウチ トシオ
山之内 俊 夫 |
宮崎市城ヶ崎4丁目7番地19白岩アパート101号 | 役員報酬なし |
3 | 理事 | ウエダ ケンジ
上 田 賢 次 |
宮崎市佐土原町下田島20510番地25 広瀬台団地277棟101号室 | 役員報酬なし |
4 | 理事 | カ ネ マ ル サ チ コ
金 丸 佐知子 |
東臼杵郡門川町栄ヶ丘1丁目1番地 町営住宅棟103号 | 役員報酬なし |
5 | 理事 | ナガヤマ マサヒコ
永 山 昌 彦 |
宮崎市吉村町平塚甲1893番地3 | 役員報酬なし |
6 | 監事 | ゴトウ ケンゴ
後 藤 賢 吾 |
児湯郡高鍋町大字上江1926番地4 | 役員報酬なし |
4 助成金・補助金・寄付金・委託金等
・寄付金:1,297.300円
・委託金: 319,355円
(宮崎県教育委員会:200,355円、宮崎市障がい福祉課:75,000円&30,000円他)
5 事業内容
(1)特定非営利活動に係る事業
① 会議の開催
ア 総会の開催 ヤッドみやざき会議室及びZOOMによるオンライン
定期総会 令和4年9月20日(火)
イ 理事会の開催 ヤッドみやざき会議室及びZOOMによるオンライン
毎月第3火曜日 13:30~15:00
② 障害者自立生活支援に関する情報提供
ア HP、Facebookによる情報発信
イ メールによる情報発信
県内30の個人・団体にJIL及びDPI等の情報の中から大切な情報を随時発信。
ウ 宮崎市自立支援協議会への参加
岩切文代、山之内俊夫、永山昌彦、森愛実、新坂真子、愛甲花菜
エ 福祉のまちづくり学会への委員派遣 永山昌彦
オ 宮崎市バリアフリー検討会及び宮崎市中央東地区社協への委員派遣 森 愛実
カ 宮崎県ピアサポーター養成講座実行委員会への委員派遣
永山昌彦、岩切文代、新坂真子
③ 障害者自立生活支援及びバリアフリー等に関する事業
ア 調査活動、講演会、研究会等の開催
a 一般社団法人RIPPLE設立記念シンポジウム(共催事業)
令和4年10月23日(日)13:00~17:00
宮崎空港レセプションルーム及びZOOMウェビナー
b 共生社会の実現に向けた生涯学習支援に係る実践研究・中部地区業務委託事業
c 移動等円滑化評価会議九州分科会への委員派遣(主催:九州運輸局)
令和4年8月31日(水)ハイブリッド方式 永山昌彦
d 新県立陸上競技場、体育館、競泳場のバリアフリー検討
イ 海外支援
a パキスタン女性障害者支援(ラホール・CILマイルストーン)
・アナム基金(寄付及び募金等)年間送金額:750,000円
送金 11/02:25万円、1/27:25万円、6/06:25万円
・スカイプによる宮崎⇔ラホール女性障がい者のピアカン講座の開催
b ネパール・ポカラ自立生活センター支援 年間 120,000円
全国自立生活センター協議会九州ブロックによる支援(事務局:イルカ)
c ネパール・ポカラ自立生活センター車両購入寄付:300,000円(400,000円)
ウ 講師派遣
ピアカウンセリング公開講座イン松山・講師派遣
令和4年9月11日(日):森愛実、新坂真子
宮﨑医療管理専門学校、宮崎福祉専門学校、県立看護大学 等多数
エ 講演会、研究会への参加(オンライン)
全国自立生活センター協議会総会&研修会、推進協会研修会、DPI日本会議研修会、ゆめ風基金研修会、日本福祉のまちづくり学会研修会等
オ 視察研修他
a 自立生活センター協議会九州ブロック研修会 令和5年2月15、16日
会場:沖縄県那覇市・那覇文化芸術劇場なはーと
(幹事団体:北部自立生活センター希輝々ほか)
参加者:山之内俊夫、森愛実、片山麻由子、愛甲花菜
(2)特定非営利活動に係らない事業 特になし