活動概要

私たちは毎日いろんな選択をして生活しています。「今日はデートだからオシャレな服装にしようかな」、「圧力鍋で凝った料理を作って食べようかな」、「普段はできない所を掃除して、家でゆっくりしようか」というように、誰でもが選択して生活できることは当たり前です。

そして誰でもが思うような、自分の人生を主体的に自分らしく楽しく暮らすことは、障害者にとっては夢でした。なぜなら、重度な障害者は施設ではないと生活できないと思ってきたし、昼間はデイサービスに行かないとお風呂には入れない等、障害者だから仕方がないと諦めてきたからです。

同じ障害者だからわかること、「社会の中で障害者が感じる『生きづらさ』を減らしたい!」「障害があっても、障害のない人と同じように自分の家で暮らすことを当たり前の世の中にしたい!」そんな思いで、『障害者自立応援センターヤッドみやざき』は、2002年に活動を始めました。

そして、どんなに重度な障害があっても、施設や親元ではなく地域で暮らせるように、障害のある人をサポートしている『自立生活センター』です。

『自立生活センター』というのは、アメリカで発祥して日本に伝わりました。障害者が中心となって運営し、障害者にサービスを提供する団体です。

「障害があるからと特別に分けられるのではなく、大変だけど、社会の中に混ざって、みんなと同じように暮らしながら、障害があってもなくても楽しい!」と思えるようになりたいという思いのもと活動しています。

① ピア・カウンセリング
② 自立生活プログラム(ILP)
③ 権利擁護
④ バリアフリー調査
⑤ 各種相談
⑥ 自立生活体験室
⑦ 海外支援
⑧ その他